スープのレトルト化を実現すべく新設備を導入しました。

令和元年度・令和二年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)にて採択され6月よりパナソニック社製達人窯FCS-KM77高温高圧調理機と大和冷機工業社製真空包装機DPV-31MT1を導入することができました。

その2つの機械はレトルト化を実現する夢の機械です。

現在、レトルト加工技術を応用した製品を開発中です。

レトルトにこだわる理由は保存料不要で長期保存ができ、常温で保管できるパウチ包装のレトルトスープがお客様の要望に沿えるものだと思い製造に着手しました。

さらに、レトルトの特性を活かした形状が、非対面の販売EC販売などに向いており既存スープのレトルト化により、商品の種類を拡充することができ、お客様の要望に応えることができます。

加えてレトルト加工技術をいかし、誤嚥などをひきおこす、摂食・嚥下障害をもつ方々に特化した食べやすく、さらにおいしい介護食の開発に取り組むことができます。

そこで、レトルト化とその商品を量産化する技術が必要であることがわかりました。

設置場所を取らず、小ロットでもできる小型高温調理器と真空包装機を導入し、レトルト加工環境を整えることにしました。

これからは保存食品の高品質量産化による販売体制と多様化するお客様の要望にお応えできるようにと思って現在取り組んでおります。